8/10 室堂周辺
今日は山歩きを休んで、室堂周辺を鳥見。
メインターゲットはもちろんライチョウですが、自然保護センターで聞いた話ではこの時期に見るのは難しいようで、昨日の様子を見た限りでは人出が多い日中はまず無理でしょう。
なので、人出がない早朝に勝負を懸けたいところですが、明るくなり始めるのは5時頃。
宿の朝食が6時なので、あまり時間がありませんね。。。
写真はミクリガ池に映る浄土山です。
とりあえず、まだ暗い4:30頃に外に出てミクリガ池の方へブラブラ歩き。
すると、ミクリガ池の手前の辺りでライチョウの鳴き声とバタバタと飛ぶ音がしました。
なんだ、やっぱりライチョウはいるんですね…、でも飛ばしちゃった。
まだ暗いのでよく分からなかったのですが、方向に見当をつけて、短距離飛行だったらこの辺りに下りているはず…と思って探してみると、、、
いました。
この時期に飛んだので♂かと思っていましたが、♀です。
成鳥1羽だけ。ヒナを全部やられてしまったのでしょうか。
自然保護センターで聞いた話では、この辺りではオコジョ、テン、キツネが天敵であるほか、周辺で繁殖しているチョウゲンボウが脅威になっているとのこと。
チョウゲンボウもわざわざこんな高い所まで来なくていいのに。。。
結局、室堂で見ることができたライチョウはこの1羽だけでしたが、出てくれて良かったです、、、心安らかに朝食をいただくことができました。
さて、ライチョウ以外の鳥ですが、この辺りで見られるのはカヤクグリ、メボソムシクイ、ウソのほかはイワツバメ、キセキレイくらい。
何故かルリビタキ、ビンズイ、ホシガラスがまったくいません。
イワヒバリは今朝、室堂ターミナルで1羽見かけたなー、と思って探してみると、、、
玉殿岩場へ続く小径にいました。
これは今年生まれの幼鳥で、親鳥が餌を運んで来ると、鳴きながらすり寄って行きます。
そういうシーンを撮りたかったのですが、親鳥は警戒心が強く、草むらなどの安全な場所に子供を呼び寄せて餌を与えていました。
親鳥は警戒しているので、写真はこんな程度。
わんさかいるアブをチョイチョイと捕らえているようでした。
ウソは飛び回っているのはよく見かけたのですが、ハイマツの中に突っ込んで表に出てこず、しばらくすると飛んで長距離移動してしまうので、ゆっくり見るチャンスがありませんでした。
カヤクグリは囀るとき、上に出てくれるのですが相性が悪いようで。写真は雰囲気だけ。
残念ながら夕方で光が少なかったのですが、メボソムシクイはよく撮れました。
それから、ライチョウのヒナを捕食するグルメなチョウゲンボウが飛んでいるのを見かけました。
ここにはネズミも大型昆虫もいないと思うのですが、彼らは普段何を食べて生きているんでしょうかね??
ライチョウの目撃情報を自然保護センターに報告すると、ご褒美にステッカーがもらえます。
やたーレアアイテムゲット♪
さて、私は植物のことはさっぱり分かりませんが、高山植物も少しだけ紹介してみます。
これは、今回最もよく見かけたチングルマ。
白い花に黄色い雌しべと雄しべが沢山ついています。
花が散った後のチングルマ。雌しべが赤く伸びてきます。
雌しべが開いたチングルマ。
この様子が風車に似ていることから稚児車(ちごくるま)から転じて名前がついたとか。
茎(枝?)が赤く色付き、紅葉が始まっています。
チングルマは草のように見えますが、超小型の樹木とのこと。
ミヤマキンバイも多く見られました。
濃い緑の葉に黄色い花がよく映えます。
イワイチョウは秋になると独特の形をした葉が黄葉し、イチョウを連想させることからこの名前が付いています。
アオノツガザクラは高さ20cmほどの常緑樹です。
この大きさで常緑樹っていうのも高山らしくて良いですねー。
ハルリンドウの高山型変種とされるタテヤマリンドウ。
今回見たなかで一番のお気に入りの花。
白い花(まだ蕾ですが)がたくさん集まっているヤマハハコ。
ほかにもウサギギク、コバイケイソウなどが咲いていて、高山植物を見るにはちょうど良い季節のようでした。
明日は室堂を後にして、夕日の右側に見える奥大日岳に登ります。
すると、ミクリガ池の手前の辺りでライチョウの鳴き声とバタバタと飛ぶ音がしました。
なんだ、やっぱりライチョウはいるんですね…、でも飛ばしちゃった。
まだ暗いのでよく分からなかったのですが、方向に見当をつけて、短距離飛行だったらこの辺りに下りているはず…と思って探してみると、、、
いました。
この時期に飛んだので♂かと思っていましたが、♀です。
成鳥1羽だけ。ヒナを全部やられてしまったのでしょうか。
自然保護センターで聞いた話では、この辺りではオコジョ、テン、キツネが天敵であるほか、周辺で繁殖しているチョウゲンボウが脅威になっているとのこと。
チョウゲンボウもわざわざこんな高い所まで来なくていいのに。。。
結局、室堂で見ることができたライチョウはこの1羽だけでしたが、出てくれて良かったです、、、心安らかに朝食をいただくことができました。
さて、ライチョウ以外の鳥ですが、この辺りで見られるのはカヤクグリ、メボソムシクイ、ウソのほかはイワツバメ、キセキレイくらい。
何故かルリビタキ、ビンズイ、ホシガラスがまったくいません。
イワヒバリは今朝、室堂ターミナルで1羽見かけたなー、と思って探してみると、、、
玉殿岩場へ続く小径にいました。
これは今年生まれの幼鳥で、親鳥が餌を運んで来ると、鳴きながらすり寄って行きます。
そういうシーンを撮りたかったのですが、親鳥は警戒心が強く、草むらなどの安全な場所に子供を呼び寄せて餌を与えていました。
親鳥は警戒しているので、写真はこんな程度。
わんさかいるアブをチョイチョイと捕らえているようでした。
ウソは飛び回っているのはよく見かけたのですが、ハイマツの中に突っ込んで表に出てこず、しばらくすると飛んで長距離移動してしまうので、ゆっくり見るチャンスがありませんでした。
カヤクグリは囀るとき、上に出てくれるのですが相性が悪いようで。写真は雰囲気だけ。
残念ながら夕方で光が少なかったのですが、メボソムシクイはよく撮れました。
それから、ライチョウのヒナを捕食するグルメなチョウゲンボウが飛んでいるのを見かけました。
ここにはネズミも大型昆虫もいないと思うのですが、彼らは普段何を食べて生きているんでしょうかね??
ライチョウの目撃情報を自然保護センターに報告すると、ご褒美にステッカーがもらえます。
やたーレアアイテムゲット♪
さて、私は植物のことはさっぱり分かりませんが、高山植物も少しだけ紹介してみます。
これは、今回最もよく見かけたチングルマ。
白い花に黄色い雌しべと雄しべが沢山ついています。
花が散った後のチングルマ。雌しべが赤く伸びてきます。
雌しべが開いたチングルマ。
この様子が風車に似ていることから稚児車(ちごくるま)から転じて名前がついたとか。
茎(枝?)が赤く色付き、紅葉が始まっています。
チングルマは草のように見えますが、超小型の樹木とのこと。
ミヤマキンバイも多く見られました。
濃い緑の葉に黄色い花がよく映えます。
イワイチョウは秋になると独特の形をした葉が黄葉し、イチョウを連想させることからこの名前が付いています。
アオノツガザクラは高さ20cmほどの常緑樹です。
この大きさで常緑樹っていうのも高山らしくて良いですねー。
ハルリンドウの高山型変種とされるタテヤマリンドウ。
今回見たなかで一番のお気に入りの花。
白い花(まだ蕾ですが)がたくさん集まっているヤマハハコ。
ほかにもウサギギク、コバイケイソウなどが咲いていて、高山植物を見るにはちょうど良い季節のようでした。
明日は室堂を後にして、夕日の右側に見える奥大日岳に登ります。
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